イベント・講演会
ホスピス緩和ケア週間
今年のホスピス緩和ケア週間(10月6日~12日)が近付いてきました。
当院は10月9日(水曜日)に暮らしの保健室「神戸なごみサロン」を借りてナイトサロンを開きます。
神戸なごみサロンの住所;神戸市兵庫区東山町2丁目7-14 電話;078-578-3112
19時から21時までです。
お時間のある方は遊びに来てください。
再度6月の休診日のお知らせ
6月8日土曜日は娘の結婚式のため休診します。
6月28日金曜日は日本財団で母の看取りのことについて発表するため休診します。
どちらも終わるまで緊急の電話に出ません。
困った時は訪問看護ステーションに連絡してください。私が帰ってくるまでは留守番のドクターをお願いしています。
ご迷惑をかけますがよろしくお願いします。
稲葉一人先生のご講演がありました
兵庫区医師会で作った「私らしく生きるためのノート」の活用が開始になり
これまで2年を費やして準備してきたことの総決算として稲葉一人先生に1月31日にご講演いただきました。大盛況でした。
私は稲葉先生のお話を伺うのは3度目です。
稲葉先生は厚労省のさまざまなガイドラインを作成しておられ、今回は「認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン」について説明していただきました。
こういう機会でもなかったら読まないでしょうと言われて皆で内容を確認しました。
流石に作った人の説明をききながら読むとよくわかり、とてもおもしろいものだとうならされました。
来年もぜひ神戸に来ていただきたいです。
稲葉先生ありがとうございました。
第79回兵庫緩和ケア研究会
今回は私が発表します。この研究会は困難症例についてみなさんの意見を聞きながら振り返り勉強する会です。
最近は訪問看護師さんたちのおかげですごく困る症例がありません。2〜3年に一度発表させていただいていますが今回も困難症例がないことに困りました。
外来患者さんは訪問看護師さんが関われないことが多く、そのために訪問診療をしている患者さんより症状緩和が難しいことについて発表させていただきます。
ACP 人生会議
神戸市兵庫区医師会で作成した「私らしく生きるためのノート」の利用を開始しています
大切なのは厚労省が応募して決まった愛称「人生会議」に現れているように「話し合うこと」です
このノートは終末期の医療について家族と話し合ってもらうために作りました。ノートを配って終わりではなく話し合っているかをフィードバックするために趣旨をわかってもらえる人だけに渡すことにしました
簡単には書けない内容なので誰かが説明しながら書いてもらいます
そのため1月からはノートの書き方を説明できるように講師養成研修を兵庫区医師会で行います
定期的に開催する予定で曜日と時間を検討中です
地道にコツコツと活動を広げていきます
ご協力お願いします
9月13日の兵庫区医師会のイベントが終わりました!
楠公会館に医師をはじめ医療に携わっている様々な職種の方が180人が集まりました。
神戸大学の木澤先生にACPについて講演をしていただいた後で、参加者全員に兵庫区医師会で作成中の「私らしく生きるためのノート」の雛形に実際に記入してもらいました。その後で、記入するときに感じたことやこのノートを普及させるにはどうしたらいいかというグループワークをしました。辛口な意見がたくさんありました。このノートを完成させるために参考にさせていただきます。私たち緩和ケアに携わっている人たちには避けられない「死を意識すること」が、緩和ケアに携わっていない人たちはあまり意識しておらず、医師ですらどちらかというとそういう話は避けたいと思っていることが改めてわかりました。また、参加者から死生観がそれぞれあるからこんなノートは書けないと言われましたが、このノートは書くことが目的ではなく、まさしくその死生観を大切な人と共有してもらうために話し合ってもらう「道具」であることを強調したいと思います。
このノートに対する拒否反応が予想通り多かったことで、日本人は今この時も戦争下にある国々の人たちと違って死を意識せずに生活できていてそれはそれでとても幸せなことなのだろうと思います。
兵庫区で安心して最期を迎えるための兵庫区医師会のプロジェクトの一つなので「命あるものの死亡率は100%」を時々思い出していただくきっかけになればと思います。
ホスピス緩和ケア週間10月7日~13日
今年も緩和ケア週間が近付いてきました。
久しぶりに飲みながら相談を受けることにします。
名称;緩和ケア バー(カフェではありません)
日時;10月11日(木)18時から21時まで
場所;神戸市中央区中山手7丁目11-22 お好み味っちゃん
費用;実費
連絡先;078-577-2274(森本医院)
日本ホスピス緩和ケア協会に企画登録して結果を報告します。
美味しいお好み焼きをたべながら待ってます。
救急車の利用について 1
6日に兵庫区医師会と兵庫消防署との連絡調整会議があり、救急の現状について意見交換がありました。
平成29年度の神戸市の救急車の出動件数は83081件、1日平均228件でした。6分半に一台要請されている計算になります。(兵庫区は8244件)そのうちの約6割が65歳以上です。
また、受診した後ですぐに帰れる軽症の人が6割いました。軽症だった人は救急車ではない手段で受診可能な人たちです。神戸市は救急車を呼んでから到着まで平均9分かかるそうです。そこから病院まで更に何分か必要です。6割の軽症の人が救急車を利用することで9分かかっているのです。自分が重症者だったらと考えてみてください。
何回も救急要請する市民もいるそうです。本人は悪質なつもりはないかもしれませんが本当に必要な人の搬送が遅れるということを考えて不必要な要請はひかえましょう。
限りがある資源を有効に利用するためにご協力お願いします。
兵庫区民のつどい 10月20日
10月20日(土)に毎年恒例の区民のつどいがあります。
今年は医師会主催です。本来ならいろいろなイベントがあるのですが区役所を立て直しているため公園が使えません。そのかわりに係りのドクターたちが事前指示書(ACP)とはどういうものかをわかりやすく寸劇にしてくれました。兵庫区役所の公会堂で行います。間もなく兵庫区内でチラシが配られると思いますので詳しくはそれを参照ください。
在宅ホスピスケアについて話します
9月15日(土)13時半から16時半まで「まちなかカフェ」で在宅療養を実現するための話し合いをします。
主催は「患者のウェルリビングを考える会」で場所はあすてっぷKOBEです。
事前申し込みが必要なため興味のある方はcafe_well_living@yahoo.co.jpに連絡してください。