TOPICS, 緩和ケア

母の看取り

母が2月6日にくも膜下出血を発症しました。救急で病院へ行って手術をしましたが意識が戻らないまま3週間経ちます。

これまで母や家族と色々話し合ってきたことから母の意思を尊重して延命はしないことにしました。

病院の先生の了解を得て気管内チューブを抜管してもらい経鼻経管栄養のチューブも抜いて、2月25日に「たつの市」の自宅ではなく私の家に退院してきました。

手術をせずに逝かせてあげてたらこの3週間の辛そうな状態は避けられたのではないかと私の弟が悔やんでいましたが、母にとって不本意な時間かもしれないけれど私やみんなにとってはこの時間は必要だったと思うと返事しました。

今、酸素も点滴も経管栄養も無い状態で穏やかに眠っている母の横でお酒を飲みながら中央市民病院の李美於先生に頂いた「在宅無限大」という本を読んでいます。(面白いです)

訪問看護師さんの助けを借りつつ、介護保険を使わないにも関わらずケアマネージャーさんが好意で調整してくださったおかげでベッドやエアマットや訪問入浴の利用ができて快適に生きています。

弟や、弟の嫁や甥や姪、私の娘が介護を手伝ってくれています。もちろん私の夫も。父を実家で母が看取ってくれた時と違ってとても楽です。仕事も休まずに行っています。

あと何日生きるかわかりませんが母にとっていい時間になればと願っています。

2019-02-28 | Posted in TOPICS, 緩和ケアNo Comments » 
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